はじめに
この世の中にタイムマシンのようなモノがない限り、過去に起こった事実は変えられません。
自分がいる場所、環境、立場はこのままです。
だったら、失敗を失敗で終わらせるのではなく、失敗を『成功の元』にできたらいいですよね。
だけど、『言うは易く行うは難し』で、いくら「変わりたい!」「成功したい!」と思って行動してみても、あまり変化がなく、気が付けば元に戻っていませんか?
私もずっとそうでした。「どうにかしないと」「もっと頑張ったら変われる」と思って必死で働いたり、行動したりしました。だけどその結果は変われず、悪循環となり、とうとう最悪の事態になってしまいました。
そんな私も、思考を変え、行動を変えた結果、ついに変わることができたのです。
成功してやっとわかったことがあります。それを書いていきます。
人生大失敗した自分
「転職」と「離婚」を同時に経験し、「家なし」「生活費3万円」という、生きていけるかすら怪しい状況に陥った過去の私。
どうしてそうなってしまったのかは、前回の記事に書きました。
要するに、考え方、思考が浅かった、見えていなかったのだと・・・
そして、そこから立ち上がり、成功した秘訣は何だったのでしょうか。
成功の反対は失敗ではない
成功の反対は失敗でしょうか?いいえ、違います。
聞いたことありませんか?
『成功の反対は何もしないこと』なのです。
だから、何もしない人は成功しない。
当然の結果ですね。
何かしたら、失敗するかもしれないけど、成功する可能性もある。
失敗も成功も、行動した結果の出来事であり、行動しなければ何も生み出すことはありません。
「何かしてるけど成功しないよ」と言う人はやり方を間違っている可能性が高いです。
成功のための何かをすれば、いつかは成功するかもしれませんが、より短い時間で到達するには、やり方が間違っていないことが大切ですから、成功している人に聞くのが一番早いと思います。
すぐ行動することが大切
感銘を受けて、読了後の行動がガラリと変わった本をご紹介します。
この本は本当におススメです。この本を読めば人生変わるくらいの本です。
この本は、安定しているけど普通のサラリーマンが不満を抱えて酔っ払った時に現れた、ゾウのような神様のガネーシャが、毎日1つ課題を与え、全部で29個、毎日実践していく物語です。
ガネーシャの鋭いツッコミには毎回ハッとさせられます。主人公もしかりで、さらに毎日の課題を実践していくことで、気づきを得ていきます。
この本で特に感銘を受け、影響を受けた部分は以下のとおりです。
・人の話を聞くことが大切で、さらに、実践しないことには聞いても意味がない
・人はただただ方法や秘訣を知りたがるが、それは楽したいということで単なる甘えである
・明日からやろうと思うことは想像であり、未来の自分に期待して、今の自分は努力していない
”人の話を聞いて、実践しようと思うこと”これはすごく良いことですよね。「やろう!」と思って気持ちは高まっています。だけど、今はやっていない状態…それでは意味がないのです。
「明日からやるからいいじゃん!」でしょうか?
『明日やろうはばかやろう』、『思ったら即行動』ですよ。それくらいの意識が大切なのです。
想像しても、気合を入れても、計画しても、目標を立てても、実際に行動は何一つできていません。そこを、ガネーシャは指摘しています。
さらには、それは単に『甘え』だとばっさり!!
これには衝撃的でした。
テレビのコンセントを抜いたり、いつもやっている行動をできなくする、主人公はソファを捨てることもしました。仕事から帰ってすぐ寝っ転がってそのまま寝てしまうこともあるからです。
疲れて帰ってきてソファで横になることの幸せ、リラックスの時間…これを手放したのです。そして、テレビを見ないことで出来た時間を読書に当てるのですが、読もうと思って買っていた本を読んでいなかったことに気が付きます。
そんなことありませんか?
時間がないと思っていたけど、行動次第では時間はある、そう思いませんか?
行動を妨げるものを排除しよう
私が実践したことをあげます。
このように、家にいて、積み上げ作業をするしかない状況にしました。
さらに、以前にも書きましたが、必ず目にするところに、ポストイットで、やることや名言、気合が入る言葉、大切なことを書いて、通る度に、思い出すようにしていました。
目標を紙に書くと成功率が高まることについては、有名なハーバード大学の研究があります。
学生に、目標があるか聞いた結果が次のとおりです。
A. 84% 目標がない
B. 13% 目標はあるが、紙には書いていない
C. 3% 目標があり、それを紙に書いている
10年後・・・
目標を書いていた人はたったの3%の学生でしたが、10年後の追跡調査の結果、次のことが分かりました。
Bの目標はあるが、紙には書いていない13%の人は、Aの目標がない84%の人の2倍の年収であった。
Cの目標があり、それを紙に書いている3%の人は、その他の人達(A+B)の10倍の年収であった。
この研究の結果から、目標を持ち、それを紙に書くことの大切さと、効果がわかります。
そして、部屋以外の環境としては、師匠に、今月何記事書きます!と宣言して、後には引けないように自分から追い込み、気合を入れていました。
師匠も、書けなかったらLINE消すからね、と愛のムチ(笑)
でもこれは自分からそう仕向けたことです。
ガネーシャも言っているように、自分1人だとつい、無意識に甘くなってしまいます。
第三者の目があり、さらに、自分から宣言することで、絶対に達成するぞ!という気持ちを持続できるようになります。
今の問題は進化したら解決できる
アインシュタインの言葉に、
『いかなる問題もそれを作り出した時と同じ思考レベルでは解決しない』というものがあります。
今直面している問題は、今の自分の知識、収入、環境・・・・では解決しないのです。
進化しない限り解決しないということ。
ということは、進化したら解決するということ。
だったら、進化しよう!!!
進化するためには、行動あるのみです。
5年後、10年後になると今の問題は解決できるようになる可能性があります。ただし、間違っていれば解決できるようになりません。
そして、5年10年もの長い年月を短縮するために、学ぶことが必要となるのです。
さらに、進化を妨げるもの…甘え、言い訳、目先の快楽、環境など…を排除して、成功回避不可能な状況に持っていくことが大切です。
私の場合は、先ほど書いたように、必ず通る通路に貼る、外出しなくていいようにする、コンセントを抜く、宣言する等でした。
いつまでにこれをする、と、決めて実際に宣言したり、契約をとったり、チケットを買ったり…もう後には引けない!という状況にしてみる。
すると、集中力が研ぎ澄まされ、成果を上げることが可能になります。
まとめ
成功の反対…何もしないで人生終わるのではなく、是非とも、行動して欲しいと思います。
行動するかしないか、挑戦するかしないかで、進化するしないも決まります。
今の私がいるのは、「変わりたい」と思って、行動した結果です。
何もしなかったら人生終わりだったので、これもある意味、追い込んで(追い込まれて)います。
行動は可能性への第一歩です。ここまで読んでくださったあなたは、是非、これから何か一つでも行動してみてください。
それが未来への第一歩となるでしょうから・・・。