前回の記事で「必死」とは…
「必ず死ぬ」つまり「生きる事さえ困難な様子」と
「死を必する」つまり「死ぬ覚悟で全力を使う」という意味があると述べました。
2年前のどん底だった当時は、やらなければ「必ず死ぬ」状態でした。
1年前は光を掴み、本業も副業も「死を必する」ほど追い込んで行っていました。
このように…私のように死を目の前にし、何かをやらなきゃいけない環境下いる人は少ないと思います。
しかし、成功する為には…1年前の私のように「死を必する」ほどの努力はしなければなりません。
では…どのようにしたら良いのでしょうか…
人間の意志
これまでの人生…
本を読んだり、勉強会に参加し…その日は「明日から、頑張るぞ!」そう思ったけど…
やっていない。
私はダイエットする!そう決心し運動器具を買ったけど…
その運動器具…今では押入れの中にあり、やっていない。
このように決心し、意気込んだものの…気付いた時はやっていないことや長続きしなかったり…
酷い時には、次の日には忘れていたり…
そんなことってありませんか…!?ありますよね!?
実は…昔の私もそうでした。
人間の意志って…とてつもなく弱いんです。
しかし、弱いことを自覚した私は、行動を変えたことで…
決意し、意気込んだのにやっていない!
という状況に陥らなくなりました。
思い立ったが吉日
思い立ったが吉日という言葉がありますよね。
「何かを始めようと思ったときは、すぐに実行に移したほうが良い」という意味のことわざです。
「吉日」とは、暦の上で’’縁起の良い日’’を指す言葉で、昔から物事を始めるのに最適な日とされています。
このことが由来となり、暦上の吉日ではなくても思い立った日こそが縁起の良い日ですよ
という意味で使われています。
「思い立ったが吉日」まさに、この考え方を第一に取り込みましょう。
時間が経ってしまうと人間の意志は弱くなります。具体的には思った時に取っ掛かりだけでも行動に移すのです。
例えばは 先程の例で考えると…
本を読んだり、勉強会で学んだことを実践しようとした時、
「明日からしよう!」ではなく「今日これからの時間で何ができるだろう?」
と考えて取っ掛かりを作るのです。
本を読んだならば、次はどういう本を読むべきか探し、買いに行く…
または、その本に書いてあったことを実際に行動に移してみる…などです。
本を読んで終わりにするのではなく、読んだ後すぐに行動に移すのです。
「思い立ったが吉日」つまり、「明日やろうはバカ野郎」ということです。
明日やるのではなく、思い立ったらすぐ行動に移しましょう。
習慣化
「思い立ったが吉日」では、思い立った事を継続的に行うためにはどうしたら良いでしょうか…
それは、決意したことが達成できる行動を明確化し、習慣化させることです。
習慣化するのは、並々ならぬ努力が必要だと思う方もいるでしょう。
例えば…「イチロー」選手のように
・バッターボックスに入る前の独自の素振り
・8時間睡眠 など…
成功する人には必ずその人独自の習慣化された物があります。
芸能人やアスリートの習慣化された物は「すごい」と称され、テレビ等のメディアで取り上げられます。
だからこそ、習慣化と聞くと、一般的には「すごい物」「並大抵の努力じゃできないもの」と思われてしまします。
しかし、どうでしょうか…
成功者は1%しかいないと言います。
多くの人と同じことをしていたら…その、1%には入ることができません。
つまり、その他大勢と逆のことをすると成功者に近づくのです。
では、実際に習慣化する為にはどうしたらよいでしょう…
例えば…生活習慣病の人がいたとしましょう。
その人が健康診断に行くと…「適度な運動をしなさい。」と医者から言われるでしょう。
しかし、この言葉はとても曖昧です。
「適度な運動」とはどれくらいのものなのか…
「どういった内容の運動」をするべきなのか…
わかりません。
「適度な運動」と言われ、運動が嫌いな人であれば…
「部屋からリビングに向かうために階段を昇り降りした。これは、私の中での適度な運動だ!」
そう、言うかもしれません。
しかし、一般的に考えられる「適度な運動」は階段の昇り降りだけでは足りません。
つまり、目標を達成させたいのであれば…
まずは、どういった行動をどのくらい行えばいいかを明確にすることです。
先程の生活習慣病の方の例で言えば…医者から「適度な運動をしなさい」と言われるより、
「毎食後、家の周りをウォーキングしなさい」と言われた方が行動に移しやすいですよね!?
例は、医者など自分自身でない他者からの指示ですが…自分自身にも同じことが言えます。
「セミナーにも行ったし、私も変わらなきゃ!」
「もっと痩せたいな…よし!ダイエットをしよう!」
と決意したのであれば…実際の行動を明確にしましょう。
自身の行動を明確にすることで、行動に移しやすくなります。
いえ、正しくは…
行動を明確化する事で、その行動が達成されていない時、罪悪感が生じやすくなります。
すると…罪悪感から逃れるために自ずと行動をし、習慣化に繋がります。
実際の私の行動
1年前、本業も副業も全力投球していた頃、ほぼ毎日、4時寝の7時半起き…
「生きる事さえ困難」だったから「死ぬ覚悟で全力を使い」…アドレナリンが出ていました。
今は…と言うと、副業が本業となり…
日中の時間をアフィリエイトに当てられる分、寝る時間も増えました。
今は大抵、2時までに寝て8時頃には起きる生活。
正直、時間にゆとりができた分「もっと寝たい!」という願望もありますが…
「早起きは三文の徳」とあるように…毎朝、眠気と戦いながら起床しアフィリエイトに力を注いでいます。
現在は、「朝早く起きる」事は私の中で習慣化されました。
しかし、朝型ではない私にとって、早起きを習慣にすることは一苦労でした。。。
①早く寝よう
早起きができるようになりたい!
そう思ったら、まず、早く寝よう!と思うはずです。
私もそうでした…
しかし、アフィリエイトの作業を始めると…
”やる気スイッチがON”になり…
毎日、あれもやらなきゃ…、これもしなきゃ…と気付いたら4時になっていました。。。
早く寝ようと思っても、作業を始めるとアドレナリンが出て、
眠気よりもアドレナリンの作用が勝ってしまったんですね…。
だからと言って収入源であるアフィリエイトの作業を止める事も出来ず…
行動と生活を合わせて考えた末…
やるべきことは熱量が高いうちに行う事で仕事効率も上がるため、
夕方ごろに今日のゴールを決め、そのゴールが達成できたら寝ることに決めました。
このようにしたことで毎日4時に寝ていたのが遅くとも2時に寝れるようになりました。
②目覚ましの置く位置
①を行った結果、以前より早く寝る事ができるようになりました。
次は、起きる時間を固定する事です。
これまで、スマホのアラームを10分おきにかけていました。
しかし、これは睡眠の質を下げるだけでなく、
「まだ大丈夫!」と自分自身への甘えになります。
1度自分に甘えを作ってしまうと、2度3度となり…自分自身に甘々人間になってしまいます。
そのため、私はスマホのアラーム設定をやめ、2つの目覚まし時計を買いました。
1つは枕元に置き…もう1つはカーテンの裏にセットします。
するとアラームを止める為に必然的にベッドを出なければならない状況を作り出すことができ、
更に、カーテン裏のため、カーテンを空けなければアラームを止める事ができません。
必然的に日の光を浴び、身体も起きる状況を作り出しました。
このように必ずその行動が達成できる工夫を作るのです。
少しの工夫が今の生活だけでなく、今後の人生を左右すると言っても良いでしょう。
1%の成功者になるために独自の習慣化を作りませんか!?